2月13日だったと思いますが、日本経済新聞に消費者物価指数1%上昇目指すという記事が発表されました。それまで焼け石に水ていど、為替介入していた日銀が、インフレターゲットを1%と決めたわけです。
これはビッグニュース!
それまで、投資資金を絞ってちまちま売買していた私は、一気に投資資金を2倍に増やしました。さらに、2月15日のニュースではそれまで緊縮政策をどうするか回答していなかったギリシャが、緊縮政策を前向きに受け入れるというニュースが流れました。これでもう怖いものはありません。買うしかありません。と言うわけで、買いまくっておりました。
しかし、日経平均も、そろそろ過熱気味です。どの辺にめどを置いたらよいでしょうか?
さて、下は日経平均月足5年分ですが、一見上値の目処は11500円程度、その下に11000円程度のところに抵抗線が見られます。

しかしですね。長期のチャートの一部を拡大して上に引き伸ばすと・・・・

このように、そろそろ上値余地が無いことが分かります。おおよその値段としては1万円をちょっと上回る程度です。次に、日経平均9ヶ月を見てみると、

先ほど、上値の節目は1万円よりちょっと上と書きましたが、9ヶ月のチャートからも10200円程度に抵抗線がありますので、次に気をつけるべき強い節目はここですかね。私はこの節目でいったん押しも出されるのではないかと考えております。
しかし、長期にわたる株価低迷の後に3ヶ月だけ反発しておしまいと言うのはさびしすぎと言うのもありますし、市場には配当利回り3-4%の株がごろごろしております。というわけで、上昇相場は今年の夏〜秋くらいまで続くのではないかと予想しておりますが、甘いですかね。
気をつけるのは、ギリシャのリアル・デフォルトですね。欧州は織り込み済みといっておりますが、果たしてそうなりますかね。本当にそうであれば良いのですが。
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